
企業SNS投稿前チェックリスト|炎上・誤情報・権利を投稿前に確認
投稿ボタンに指を置いた、その一瞬。 「これ、大丈夫かな」——そう思って手が止まるのは、真面目にやっている証拠です。
ただ、毎回ゼロから悩むのはしんどい。だから「見る場所」を決めて、上からなぞるだけにしましょう。あなたが判断主、リストは落下防止の手すりです。
結論:投稿前に見るのは3つだけ
① 炎上(誰かを傷つけない・誤解させない)
② 誤情報(事実・数字・日付)
③ 権利(写真・文章・ロゴの扱い)
下のリストをコピーして使えば、押した後の不安が減ります。
このリストの使い方と適用範囲
- 通常の投稿(フィード・動画・キャンペーン):下の「3カテゴリ・15項目」を推奨
- 返信・ストーリーズ・速報・大量運用の即レス:クイック版(30秒・5項目)でOK
クイック版(30秒・5項目)
- 他者を傷つけない/今のタイミングで不自然ではない
- 固有名詞と数字を1点だけ一次情報で再確認
- 断定表現を外すか、根拠URLを添付
- 素材の出所OK/人物が写っていないか確認
- リンクが正しく開く
優先順位
- 原則は「炎上 > 誤情報 > 権利」
- ただし人物や他社資産が写る場合、権利を最優先と同順位に引き上げ
免除条件(該当時は短縮可)
- 自社制作の定型素材/人物不在/プレスリリース引用/再掲:日付・数字・リンクのみ確認で可
代替策(できない時の現実解)
- 許可が取れない素材:ぼかす・トリミング・差し替え
- 数字が不確実:例「約」「一部」などで限定し、詳細はリンクへ
- 災害・重大事故の疑義:予約停止に切り替え
なぜ「投稿前のひと確認」が効くのか
SNSは出た瞬間に拡がり、完全な取り消しはできません。だからこそ「出す前」の固定手順が効きます。毎回同じ順で見るだけで、疲れている日もブレにくく、見落としが減ります。
投稿前チェックリスト(3カテゴリ・15項目)

下のリストをメモや運用ガイドにコピーしてください。全部に「はい」なら投稿OKです。迷ったら「いったん保留」で大丈夫。
① 炎上・配慮(人を傷つけない・誤解されない)
- 特定の誰か(個人・他社・職業・地域など)を見下したり、馬鹿にしたりしていないか
- 政治・宗教・性別・国籍・災害など、立場が分かれる話題に踏み込んでいないか
- 冗談・皮肉・ネタが、知らない人が読んでも誤解されない言い方になっているか
- 「今このタイミングで出して不自然じゃないか」(大きな事故・災害・社会的な出来事の最中ではないか)
- 社内では伝わる前提・内輪ノリが、社外の人にも通じる表現になっているか
② 誤情報・表現(事実と表記が正しい)
- 商品名・人名・社名・地名の表記に間違いがないか
- 価格・日付・時間・場所・キャンペーン条件などの数字が正しいか(一次情報で再確認)
- 「最高」「No.1」「絶対」など、根拠なく言い切る表現になっていないか(景表法・薬機法の観点)
- PR・広告・タイアップなら、その旨が分かる表記(#PR など)を入れているか(ステマ規制)
- リンク先が正しく開くか、リンク切れ・別商品に飛んでいないか
③ 権利・許可(他人のものを勝手に使わない)
- 写真・イラスト・BGM・フォントが、自分たちで用意したか使用OKのものか
- 写り込んだ人の顔・名前・私物について、本人の許可をとっているか(肖像権)
- 他社のロゴ・商品・キャラクターを無断で目立たせていないか
- お客様の投稿(口コミ・写真)を引用・転載する許可をとっているか
- 社外秘・未発表の情報、社内の人が特定できる内容が混ざっていないか
一次情報の軽い再確認テンプレ(コピペ用)
- 数字・日付の出典URL:
- 参照一次情報(商品台帳/プレスリリース):
- 最終確認者/日時:
「URLを1つ控える」だけでも、後からの質問対応が一気に楽になります。
PR表記の最小ルール(迷ったら)
- 迷ったら「投稿文の先頭に #PR」を入れる
- 代表的な表記例(必ず公式情報で確認)
- テキスト・画像投稿:投稿文の冒頭に #PR/画像1枚目にも「PR」表示
- 短尺・ストーリーズ系:画面冒頭に「PR」表示+説明文の先頭に #PR
- 動画・長尺:動画冒頭に「PR」を表示+概要欄の先頭に #PR
重大事故・災害時の予約停止フロー(Tips)
- 直近ニュースを1分確認 → 該当しそうなら即「予約停止」
- 停止方法(自社の停止スイッチ)をブックマークしておく
- 再開可否は上長/広報の判断をもらう(独断で再開しない)
エスカレーション基準(迷ったら上げる)
- 他社比較が強い/効能・薬機に触れる可能性
- 大規模露出(広告連動・キャンペーン拡散)
- 法的にグレーかもしれない表現・素材
- 上記はいずれも、上長または法務へ事前相談
定例・再掲投稿の運用
- 初回はフルチェック(15項目)
- 2回目以降は「日付・数字・リンクのみ」の短縮チェックで回す
具体例:同じ投稿でも、ひと言で印象が変わる
たとえば新商品の告知。
- 見直し前:「他社には絶対マネできない、業界No.1の使いやすさ!」
- 見直し後:「使いやすさにこだわって作りました。よかったら一度試してみてください」
言いたいことは同じでも、根拠なく言い切る表現(No.1・絶対)を外すだけで、リスクも、読んだ人の身構えも減ります。胸を張りつつ、言い方を少しやわらげる——それで十分前に進めます。
あなたへの影響
- 押す前の不安が「手順を通した」という根拠に変わる
- 上司や他部署に「この基準で確認済み」と説明できる
- クイック版を用意しておくことで、即レスや大量運用でも回る
明日やること
- 上の15項目とクイック版5項目、再確認テンプレを運用ガイドに貼る
- 次の投稿で、押す前に上から一度なぞる(迷ったら保留)
- 自社の停止スイッチと一次情報(商品台帳/プレス)に1クリックで飛べる導線を作る
最初から完璧でなくて大丈夫。今日、押す前にひと呼吸できたら、それだけで昨日より安心です。

チェックリスト(保存用・15項目)
- 特定の誰かを見下す・馬鹿にする表現はない
- 立場が分かれる話題(政治・宗教・災害など)に踏み込んでいない
- 冗談・ネタが、知らない人に誤解されない言い方になっている
- 出すタイミングが不自然ではない(大きな出来事の最中ではない)
- 内輪ノリが社外にも通じる表現になっている
- 商品名・人名・社名・地名の表記が正しい
- 価格・日付・場所・条件などの数字を一次情報で確認した
- 根拠なく言い切る表現(最高・No.1・絶対)を使っていない
- PR・タイアップなら #PR などの表記を入れた
- リンク先が正しく開く(リンク切れ・別商品ではない)
- 写真・イラスト・BGM・フォントは使用OKのもの
- 写り込んだ人の顔・名前・私物の許可をとっている
- 他社のロゴ・商品・キャラクターを無断で目立たせていない
- お客様の投稿を引用するなら許可をとっている
- 社外秘・未発表・社内が特定できる情報が混ざっていない
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